空手「植草歩」の師範告発に調査委が“暴力なし”の結論 報告書から見えてきた真実

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 空手女子組手61キロ超級で東京五輪に出場予定の植草歩選手(28)=JAL=が、パワハラなどを訴えていた問題で、帝京大は5月10日、内部調査委員会の報告書を公表した。

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 植草選手は帝京大出身で、同大で師範を務める全日本空手道連盟(全空連)の香川政夫・前選手強化委員長(65)の“愛弟子”だった。香川師範も“名監督”としても知られており、五輪代表としての練習も大学内の道場で行われていた。

 3月、植草選手は香川師範によるパワハラや暴力行為を訴え、多くのメディアが報じた。...

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