TVの電磁波は危険、子どもの解熱に“熱キャベツ”……「吉川ひなの」健康法を医師が解説
2011年に一般男性と再婚し、現在はハワイで生活するタレントの吉川ひなの(41)。今月13日に発売されたエッセイ『わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方』(幻冬舎)では、両親との金銭トラブルに悩んだ経験を赤裸々に綴り、発売前から大きな話題を集めていた。このエッセイでは、彼女の“ナチュラル”ライフが紹介されているのだが、実はにわかには信じ難い内容もあって……。
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吉川のエッセイは、発売前に3度重版、累計発行部数は5万5000部に達し、売れ行きは好調である。しかし、出版を記念したオンライン記者会見で、現在妊娠中の第3子について「普通の検診を受けていない」と明かしたことで、ネット上で批難の声が上がった。それを受けて、彼女はインスタグラム上で〈知識のある信頼できる専門の方々や助産師さんのサポートを受けながら自信を持っていまのスタイルでの妊娠期間を過ごしていますし、妊娠中の過ごし方以外にも、子どもたちに関するあらゆるわたしなりの育児法も、ひとつひとつ丁寧に考え決めてきたことで、信念を持っています〉と反論していた。
エッセイの中には他にも色々と気になる吉川流の“スタイル”が紹介されていた。そのいくつかを総合内科医で秋津医院院長の秋津壽男氏の検証と共に紹介しよう。
(1)テレビから出る危険な電磁波
電線も水道管も通っていないハワイのジャングルでヨガの修行をしたことで、体のリズムが整った経験から、デトックスの重要性に気づいたという吉川。そして、デトックスを促すためには、寝る場所を安心安全に整えることが重要だと説く。
〈危険な電磁波に晒されないようにする〉方法を次にように紹介した。
〈テレビはコンセントを入れたままだと2メートルまでは電磁波が届くので、寝る前に必ずコンセントを抜くようにしたり、マンションの場合隣の家と繋がっている壁は隣の人がその壁側にテレビやオーディオなど電子機器を置いている可能性があるので、ベッドをその壁側に置くのを避けるようにする。〉(著書より、以下同)
「電磁波」というワードに面食らってしまうが、秋津医師はこう言う。
「2メートルの根拠が全く分かりませんが、テレビから出るわずかな電磁波を気にするのであれば、電気を全て消し、あらゆる電子機器を使わずに生活しなければなりませんね。さらに言うと、Wi-Fiやネットが使えるような環境も避けるべきではないでしょうか。そもそも電磁波に危険性があるとすれば、高圧線の下で何年間も生活を続けるなど、非常に強い電磁波を長期間浴び続ける場合です。この条件についても、危険な可能性があるという段階で、まだ立証はされていません。当然ですが、普通に生活している中で電磁波を恐れてテレビの線を抜いたり、隣家と接する壁から離れて眠ったりする必要はないでしょう」
エッセイでは、おすすめのデトックス法として砂浴を上げている。
吉川曰く、裸かもしくは自然素材の下着を身に着け、4時間ほどビーチに掘った穴の中で過ごすと体中の毛穴が開いてガスが出始めるそうで、これこそが解毒作用だという。気になるのはここからである。そうして人の毒素を吸った砂は、海に流されるなどして浄化されない限りは、永遠に何も育たない砂になってしまうというのだ。
「砂の上でたくさん汗をかくのは結構ですよ。しかし、植物が育たないほどの毒素が、人から出るなんて一体どんな怖いものが体に溜め込まれていたのでしょうか。人の汗を吸ったくらいでは植物に影響はありませんよ」(同)
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