TBS「サンデーモーニング」原発処理水の報道で批判殺到 元担当大臣が指摘する問題点

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“風評イジメ”

 実際、青木氏の発言には、お笑い芸人のほんこんがTwitterで批判を行ったことで、注目を集めた。

 東スポWebは5月2日、「ほんこんが“サンモニ”青木理氏の汚染水発言を批判『このような発言が風評被害、風評イジメになる』」との記事を配信した。該当のツイートを引用させていただく。

《汚染水を放出と 青木氏がテレビで発言 処理水です この様な発言が 風評被害、風評イジメになるんですよ これ発言は問題になりませんかね》(註:改行などを省略した、以下同)

 自民党衆議院議員の細野豪志氏も青木氏と目加田教授の発言の両方を問題視し、反論するツイートを投稿して話題になった。

 そもそも細野議員は民主党政権だった2011年、原子力損害賠償支援機構担当の特命相を皮切りに、環境相、原子力行政担当相、原子力防災相を歴任した。

 原子力行政に携わった経験があり、特に汚染水と処理水の問題は発生当初から対応してきた。元担当大臣という、この問題の“専門家”であるのは言うまでもない。

細野議員の批判

 ツイートの反響は大きく、メディアも報じた。その中から2紙の見出しをご紹介しよう。

◆細野豪志氏「サンモニ」に「ひどい」原発処理水海洋放出めぐり反論(デイリースポーツ:4月18日)
◆細野豪志議員が“サンモニ”青木理氏の汚染水発言を「風評加害」と批判(東スポWeb:5月3日)

 更に細野議員のツイートもご紹介しておこう。

《サンデーモーニングの処理水についての目加田説子氏のコメントがひどい。「海洋放出以外の方法やコストを検討していない」→ALPS小委で散々やった 「処理水の放出を認めたら燃料デブリもしそう」→同列に扱うわけがない 全く前提知識のない人を知識人として地上波でコメントさせる弊害》

《青木理氏の「原発事故をこの国は起こし、10年たっても皆さんご存じの通り、汚染水を放出するという話をしている」という発言は#風評加害。事故の有無に関係なく、国内外の原子力施設は処理水を海洋放出している。処理水について論じる際、マスコミは安全性について報じるべきだ》

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