黒田清子さん夫「慶樹さん」が都庁で昇進 「小室圭さんと正反対」との指摘も
茨の道を自ら歩む「彼」とは対照的な人生である。この度、サーヤの愛称で親しまれた黒田清子(さやこ)さん(52)のご主人、黒田慶樹(よしき)さん(56)が晴れて出世し、部長の椅子が見えてきた。将来が見えない小室圭さんと比べて、と再評価する向きもあって……。
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黒田さんが勤める東京都庁のトップはいわずもがな、あの「女帝」だ。緊急事態宣言発令で意気揚々の小池百合子都知事は過去に恣意的な粛清人事を繰り返し、都庁の中には彼女に恐れおののく職員も多いとされる。
都政担当記者が解説する。
「過去には自民党に近かった幹部職員を外郭団体に左遷した例もありました。この春の人事では、コロナ対策に不満だった小池さんが病院経営本部長を別のポストに飛ばし、その一方で、知事補佐の部長だった職員が局長級に抜擢されるなど、『小池色』の強い人事が発令されました」
その陰でひっそりと「出世」したのが黒田さんだった。都市計画の政策立案や審議会の運営を担当する都市整備局の都市計画課長から同統括課長へと昇進したのである。
都の総務局人事課の担当者によれば、
「課長は自身が所属する課を取りまとめるのが、メインの業務です。統括課長はそういった業務に加え、所属局や都庁全体とのパイプ役として企画や調整に携わります。月給は課長時よりも約1万4千円昇給します」
年収1千万円に届くとされる都庁の課長職。今後はさらに重責を担うのだろう。
「キャリアも一貫」
都庁OBで『築地と豊洲』の著者、澤章氏が言う。
「この流れだと、統括課長を2年務め、最後は部長級のポストでキャリアを終えるのではないでしょうか」
部長級になると、まずはいったん保健所長など出先機関の長になることが多いというが、
「黒田さんのようなお立場なら、出先機関を経ずに本庁の部長に就くことも考えられます。ただ、部長レベルでは都が天下りの面倒を見てくれません。定年後はご自身で仕事を探すか、再任用で都に残るという選択肢になるでしょう」(同)
黒田さんは1997年、当時のさくら銀行勤務から都庁に転じて以降、清子さんの内助の功を支えに、公務員としてのキャリアを積んできた。
一方、同じく皇族との結婚を望む小室圭さんは、母の元婚約者との金銭トラブルを解消せずにいる。
「黒田さんと小室さんは銀行に勤めていたという共通点があるものの、人物像としては随分な違いがあるように感じます」
と指摘するのは、皇室ジャーナリストの神田秀一氏。
「小室さんは三菱東京UFJ銀行から法律事務所に転職し、そこから大学院に通ったかと思えば、突然外国に行くなど、度々方向転換をしています。キャリアがフラフラしているのもあり、ご結婚について国民の理解を得るのは難しいのではないでしょうか。一方の黒田さんは上司の話はよく聞き、後輩の面倒見も良いと聞きます。キャリアも一貫し、芯がしっかりしている。小室さんとは対照的です」
地味で篤実、コツコツと仕事をこなす。それが一番。