茨城一家殺傷・岡庭容疑者が10年前に起こした通り魔事件 被害少女の父が語った「無念」
「少年法の壁、制度の限界はある」
茨城県境町の家族4人殺傷事件で、殺人容疑で茨城県警に逮捕された岡庭由征(おかにわ・よしゆき)容疑者(26)。彼は10年前に連続通り魔事件を起こしていたが、少年法に護られ、刑事罰を受けることはなかった。「通り魔」被害者の父親は“少年法の限界”を口にする。
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「これ以上、犠牲者を出してほしくない。可哀想な思いをする人を増やしたくない。私たちは裁判官や裁判員にはそう訴えて、無期懲役にしてほしいと主張しました。が、結局は“敗訴”してしまった。...