川口春奈、「着飾る恋」が窮地、“温泉ロケ”も不発で4文字にしときゃ良かった

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 川口春奈(26)主演の「着飾る恋には理由があって」(TBS)の視聴率が右下がりだ。4月20日の初回9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)に始まり、4月27日の第2話8.2%、5月4日の第3話6.3%と低迷している。彼女にとって7年半ぶりの連ドラ主演だったのに――。

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 彼女は、今年2月まで放送されたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、信長の妻・帰蝶を演じた。それが評価され、TBSの火曜ドラマの枠で主演を勝ち取った。民放プロデューサーは言う。

「大河への抜擢は、逮捕された沢尻エリカの代役でした。当初は彼女の起用を不安視する声もありましたが、彼女は見事に演じきり、新たなファンも獲得しました。これでようやく、7年半前の黒歴史を払拭できたと思ったのですが……」

 7年半前の黒歴史とは、13年に放送された「夫のカノジョ」(TBS)のことである。

「川口と鈴木砂羽のW主演で、夫の不倫を疑う主婦(鈴木)と夫の不倫相手(川口)が入れ替わったら……という、今なら話題を呼びそうなドラマでした。しかし、初回4.7%で、第5話で3.0%を記録。あまりの低視聴率がニュースになったほどで、結局、第8話で打ち切りとなりました。ちなみに全話平均で3.8%でした」

低視聴率女優からの復活

 低視聴率の原因は鈴木、という声もあったが、

「彼女のドラマも数字が取れないことがありましたからね。しかし業界では、川口も数字を持っていないという評価になってしまったんです。事実、『夫のカノジョ』以来、彼女を連ドラの主演に使う局はなかったわけですから。それでも彼女は地道に演じ続け、ついに大河では、美しいのみならず、意志を持った女性を演じられる実力派として再評価されたのです。だから今回は、彼女にとって正念場でした。特にヒット作を連発している火曜ドラマ枠ですからね」

 TBSの火曜ドラマといえば、“逃げ恥”こと「逃げるは恥だが役に立つ」(16年、主演:新垣結衣)や“ギボムス”こと「義母と娘のブルース」(18年、主演:綾瀬はるか)を筆頭に、20年には“恋つづ”こと「恋はつづくよどこまでも」(主演:上白石萌音)、“わたなぎ”こと「私の家政夫ナギサさん」(主演:多部未華子)、“恋あた”こと「この恋あたためますか」(主演:森七菜)、そして今年は“ボス恋”こと「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(主演:上白石萌音)とヒット作を連発。いずれも4文字の略称で人気が出たが、今回はない。

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