コロナ交付金2500万円で「巨大イカ像」 海外メディアも注目で制作した能登町は困惑
石川県能登町にある道の駅「イカの駅つくモール」の敷地内に、今年3月末登場した「巨大スルメイカ」が、世間を賑わせている。海外メディアの注目も集めたこのモニュメント、税金の無駄遣いという声も上がっているが……。
***
全長13メートル、幅9メートルの繊維強化プラスチック製の立派な「巨大スルメイカ」。口の中に入って捕食されたり、足で巻き付かれたりといった体験をできるのがウリという。約3000万円の総工費のうち2500万円は、新型コロナウイルス感染症対応として国から能登町に配分された「地方創生臨時交付金」が充てられた。...