星野仙一は巨人投手をビンタ…相手チームの選手を殴った監督列伝

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 プロ野球の監督が試合中に自軍の選手や審判を殴ったり、小突いたりする行為は、これまでにも何度となくあった。だが、相手チームの選手をポカリと殴るのはよほどのことで、過去にも数えるほどしかない。今や伝説となった3つの事件を取り上げたい。

 巨人・三原脩監督の“ポカリ事件”が起きたのは、1949年4月14日の南海戦だった。0対4とリードされた南海は9回に3点を返し、なおも無死一塁で、岡村俊昭が一ゴロ。川上哲治は併殺狙いで二塁に送球したが、白石敏男が走者の筒井敬三に抱きつかれ、一塁転送を妨げられてしまう。...

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