インスタフォロワー数550万人、韓流「NCT」の日本人「ユウタ」は何故人気なのか
海峡を越えたアイドル
現代ビジネスは3月8日、佐伯慧氏の署名記事「山下智久や山崎賢人を抑えて1位に！新インスタ王、『NCTのユウタ』って？」を配信した。
＊＊＊
速報羽生結弦との「105日離婚」から1年 元妻・末延麻裕子さんが胸中を告白 「大きな心を持って進んでいきたい」
韓国のアイドルグループ「NCT」に所属するユウタ（25）は公式Instagramで、フォロワー数が500万人を突破、「日本人男性」のカテゴリーでトップに立ったという記事だ。
しかし、ユウタと聞いても、まだまだ知らない人は少なくないだろう。
まずは最新のフォロワー数で、山下智久と山崎賢人との比較を行ってみたい。4月27日現在、ユウタのフォロワー数は558万5000人と表示されている。
対して山下智久（36）のフォロワー数は497万人で、その差は61万5000人となる。山崎賢人（26）は428万人で、差は130万5000人という具合だ。
韓流アイドルグループ「NCT」は2016年にデビュー。大手芸能事務所のSMエンターテインメントに所属している。
特徴の1つが、メンバーの多国籍性だろう。韓国だけでなく、中国、タイ、マカオ、香港、台湾、アメリカ、カナダというメンバーが顔を揃えている。そしてユウタは大阪府門真市出身の日本人だ。
NCTのメンバーは最大で23人という大所帯。普段はその中から数人が選ばれて「NCT U」や「NCT DREAM」といったユニットを組んで活動する。
世界でK-POPが人気
最も人気の高い“看板ユニット”が「NCT 127」で、ユウタを含む10人がメンバーとして選出されている。K-POPに詳しい関係者が言う。
「『NCT 127』は日本語バージョンも含め、YouTubeでミュージック・ビデオを配信しています。興味深いのはコメント欄です。
英語が圧倒的に多いのが特徴で、更に日本語や韓国語だけでなく、スペイン語、インドネシア語による書き込みも散見されます。
韓流アイドルに限らず、K-POPは“世界”を前提にしたプロモーション活動を行っており、世界各国にファン層が存在していることが分かります」
韓国の男性ヒップホップグループ「BTS」は2020年発売のアルバム「MAP OF THE SOUL：7」で全米1位を獲得。今年のグラミー賞では「最優秀ポップ・デュオ／グループ・パフォーマンス賞」にノミネートされたことは記憶に新しい。
「K-POPが世界的な人気を博している理由の1つにダンスがあります。高いレベルのダンスを世界中の人たちがコピーしてYouTubeに動画を投稿、それが拡散することでK-POPも世界中に広まっていくという好循環が生まれています」（同・関係者）
[1/3ページ]
