最年少は16歳4日、最年長は45歳4ヵ月…信じ難い“プロ野球投手デビュー記録”を振り返る!

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一見ぬぼーっと

 NPB史上最年少デビューをはたした投手は誰か? こんなクイズを出したら、おそらく「金田正一」と答えるファンもいるかもしれない。

 1950年夏、享栄商(現享栄高)のエースだった金田は、愛知県大会準決勝で敗れ、甲子園出場の夢が断たれると、高校を2年途中で中退し、国鉄スワローズに入団。同年8月23日の広島戦でプロ初登板を飾った。このとき17歳と22日。だが、これは戦後でも最年少記録にはならない。

 14年後、金田より8ヵ月以上も早い16歳3ヵ月と25日でプロ初登板をはたした男がいる。...

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