野村克也監督が最も慌てた試合も…今や懐かしい「ダブルヘッダー」で起こった珍場面

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「考える力も弱ってきますな」

 近年のプロ野球は、過密日程の緩和やドーム球場の普及などにより、ダブルヘッダーが見られなくなった。セ・リーグは1998年10月10日の横浜vs中日、パ・リーグは同年10月9日の西武vs.オリックスが最後だ。2000年代以降も、前日の試合が雨天中止の場合、次の日にダブルで消化する予定のカードがいくつかあったが、いずれも日程どおり催行され、実現には至っていない。

 過去には、1988年の“伝説の10・19”や89年の近鉄・ブライアントの“奇跡の4連発”など、球史に残る名勝負、名場面を数多く生み出したダブルヘッダーだが、その一方で、過密日程ならではの珍事も起きている。...

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