「さらば青春の光」東ブクロ、別の恋人も中絶させていた 「本当は産みたかった…」7年交際した女性の悲痛な告白

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「ゴムを着けたほうが痛いよ」

 とにかく中絶させようとする東ブクロに対し、Bさんはどのような感情を抱いたのか。

「私にとっては大切な恋人でしたが、彼からすれば“大したことのない存在”だったのだなと気づかされて辛かったですね……。一人で産むことも考えましたが、経済的な理由もあって、育てられる自信がありませんでした。命を奪うことになり、今でも罪悪感があります」

 前回記事のAさんに対しても東ブクロは避妊をしていなかったが、Bさんの場合はどうか。

「彼は私にとって初めての男性でした。最初に関係を持った際に『ゴムを着けたほうが痛いよ』と言われ、そういうことに無知だったため信じてしまいました。その後、お願いすると避妊具を着けてくれるようになりましたが、交際期間が3年を過ぎたあたりから、“彼も結婚のことを意識しているようだし、もし妊娠したら結婚しよう”という気持ちになり、再び避妊具を着けないようになりました。今思えば考えが甘かったと反省しています」

東ブクロとマネージャーが見せた「出産させない」という意志

 結局、東ブクロから出産への同意は得られず、妊娠発覚から約1カ月後の16年9月に手術を受けることになったという。ただ、その前に、東ブクロのマネージャーやBさんの両親も交え、話し合いの場を持つことになった。Bさんや両親は、「なんとか彼を説得し、出産したい」という思いがあったからだ。

「手術の数日前、大阪市内の会議室で話し合いの場を持ちました。彼らは謝罪こそしましたが、言葉の端々に“絶対に出産はさせない”という強い意志を感じました。例えば、母が『なんとかして産むことはできないでしょうか』と聞いたとき、マネージャーは『こいつが芸人の道を諦めるのなら、子供を産み、結婚することはできる』と言いました。マネージャーは目に涙を溜めながら話していましたが、私には演技にしか見えませんでした。しかも、ずっと彼が売れることを応援してきた私が『芸人を辞めてほしい』と言えるわけがないことを全て分かった上で言ってきていることは明らかでした。おそらく、事前に二人は打ち合わせをしていたんだと思います」

 その時、東ブクロはどのような様子だったのか。

「彼は両親に対して『今の情けない立場では産んでもらうことはできないけど、あと何年か頑張って結果が出なかったら芸人を引退して普通に働くことも考えています』『そうなったら結婚できると思うので、挨拶に行かせてください』と真摯な態度で言いました。母はもともと結婚する意思のない東ブクロさんに対して腹を立てていましたが、この言葉で彼を信用したみたいで、それ以降は彼との交際を応援してくれるようになったんです。今思えば、その場しのぎの嘘だったのでしょうけど……」

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