慰安婦訴訟で正反対の結論を出させた文在寅 反日一辺倒では国民に支持されないことを悟った結果
裁判所が政権の意思を忖度
ソウル中央地裁は4月21日、慰安婦被害者とされる人たちが日本政府を相手取り、韓国内の裁判所に提訴した損害賠償請求を却下した。これは、今年1月8日に「日本政府は慰安婦被害者たちに1億ウォン(約950万円)ずつ賠償すること」と判決を下した別の損害賠償訴訟判決と正反対の結論ということになる。判決が反転した理由と共に、その背景にある大統領の変節についてレポートする。
今回の訴訟は、韓国人元慰安婦ら計20名が日本政府を相手取り、総額約30億ウォン(約2億9100万円)の損害賠償を求めたもので、今年1月に慰安婦被害者だと主張する12人たちが勝訴した訴訟とは別案件である。...