中国駐大阪総領事館のトップが約半年不在 華僑社会でささやかれる“身柄拘束”説

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過去に類例も

「総領事が姿を消した」「総領事館からは何の説明もない」──。在日華僑・華人らの多くが口をそろえ、首を傾げている。中国の駐大阪総領事館のトップが、昨年秋に本国に一時帰国したまま任地の大阪に戻ってきていないことが、4月26日までに関係者らへの取材で明らかになった。(ジャーナリスト・吉村剛史)

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