「リコカツ」で永山瑛太の怪演にビックリ “シャーロック”織田裕二を超えた!

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 16日にスタートした金曜ドラマ「リコカツ」(TBS)は、産休明けの北川景子(34)と瑛太改め永山瑛太(38)の怪演が話題だ。3月末で所属事務所を辞めた瑛太、独立後の初仕事だけに、張り切りすぎじゃないかなんて声もチラホラ……。

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 ドラマの冒頭、航空自衛隊救難隊員の瑛太は、婚活失敗を吹っ切るための登山中に滑落した北川を救う。運命の出会いから交際の間もなく結婚した2人だったが、すぐにお互いの価値観が違いすぎることに気づいて離婚の危機――というのが大まかなあらすじだ。

 とにかく、最初から瑛太の演技が異彩を放つ。代々自衛官という家庭に育った彼は、“女は男が守るもの”という古風な信念を持ち、自衛官仲間からも“遅れてきたサムライ”と呼ばれるほどのカタブツ……それを力一杯演じているのだ。

怪演

 結婚翌日、朝4時に起床ラッパで目を覚ますや、ドスを利かせた野太い声を腹から発して、こう言うのだ。

瑛太:マル・ヨン・マル・マル、起床ォ! おはようございます! 朝食は1時間後、マル・ゴー・マル・マル、ごはんと魚と漬物と味噌汁をできれば要望したい!

 と言いおいて、ランニングに出かけていくのである。いくら自衛官の家庭に育ったからって、こんなのいるか? それを瑛太が演じると、なんだか饒舌な高倉健のような、北川にかけた「待てぃ!」の声は明らかに藤岡弘、……奇妙な迫力というか、まさに怪演である。

 SNSではかえって面白がられているようだ。

《瑛太キャラ濃っっっ ずっとこの感じでいくのか》

《リコカツは面白かった。瑛太は完全にコントのキャラクターで振り切ってたね。》

《瑛太自身もわからなくなってるとおもう》

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