「おちょやん」の魅力は“縛られない”女たち 我が道を行く井川遥、師匠・若村麻由美の暴れっぷり
途中で脱落した人もいるようだが私は好き。朝ドラ「おちょやん」。子役の毎田暖乃(まいだのの)もこまっしゃくれた感じが切なくて愛おしかったし、杉咲花の色気がない分を補うに余る芯の強さと巧さには唸り続けてきたから。
赤貧の幼少期・芝居茶屋のお茶子期・京都女優修業期・鶴亀家庭劇期、そして戦後期の今、振り返る。実は「朝ドラ史上最も〇〇」が多かった気も。私が忘れているだけかもしれないが。
まず、朝ドラ史上最もクズ父だったテルヲ(トータス松本)に触れておかねば。...