【ブックハンティング】熊谷徹さんの新刊『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか 』好評発売中

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   ドイツ、ミュンヘンを拠点に欧州情勢の報道を続けるジャーナリスト・熊谷徹さんの新刊が話題を呼んでいます。

   政治経済動向の分析から日常生活のディテールに踏み込むテーマまで、幅広く、深く鋭く捉える視線はフォーサイト記事でもお馴染みですが、本書はその長年の取材活動の成果が贅沢に盛り込まれた、withコロナ時代の「働き方」提案書と言えるでしょう。

   もちろん、掲げられたキャッチコピー「30年住んでわかったドイツ流・消耗しない働き方!」が訴えるように、「働き方」は「生き方」と隣り合わせの問題です。ビジネスパーソンの立場から「7割テレワークでも生産性が日本の1.5倍の秘密」が知りたい読者にとっても、一人の生活者の立場から「人生を充実させるワークライフバランス」を探し出したい読者にとっても、本書は豊かな示唆を与えてくれます。

   以下、版元SBクリエイティブの公式サイトから、内容紹介を引用します。

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「出社して働いた方が、成果が出る」という考え方が、いまだに根強い日本。

それに対してドイツではコロナ危機勃発以降、テレワークが急速に広まり、すでに「むやみに出社させない社会」が出来上がりつつある。
好きな場所、好きな時間に働いて、効率よく成果を出す。
オフタイムを充実させてワークライフバランスを高める……。
ドイツに30年以上暮らす著者が教える、ドイツ人流・消耗しない働き方。

序章 日本を大きく上回るテレワーク比率でもドイツ人の生産性が高い秘密
――ドイツ流・消耗しない働き方

第1章 ドイツではなぜ、出社しない働き方が普及したのか
――自宅でも成果を挙げられることをみんなが学んだ国

第2章 「むやみに出社させない国」に進化したドイツ
――今、加速する「インダストリー4.0」

第3章 「ひとりひとりがマイペースで働く権利」を保障する国
――ドイツ流・働きすぎを防ぐ仕組み

第4章 経済的な豊かさよりもオフタイムを大切にするドイツ人
――お金の奴隷にならない生き方

第5章 人とつながり、幸せを分かち合う国・ドイツ
――人生にゆとりを生み出すヒント

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   当社既刊の熊谷さん著書『イスラエルがすごい   マネーを呼ぶイノベーション大国』(新潮新書)とともにご一読ください。

フォーサイト編集部

Foresight 2021年4月18日掲載

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