欧米から見た松山マスターズ制覇の「わからないけどわかる」ポイント 風の向こう側(92)

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 松山英樹(29)が日本人初、アジア人初の「マスターズ」優勝を目指して戦っていた最終日、米国のTV中継局である『CBS』は、驚いたことに、優勝争いの真っ只中で「日本語の会話」を数秒間、流した。

 それは、日本で大会を中継していた『TBS』の小笠原亘アナウンサーと解説者の中嶋常幸プロ(66)の会話だった。彼らの日本語の肉声を、そのまま挟み込んで米国の視聴者に紹介したのだ。

 松山がピンそばに付け、「来ました! バーディチャンス!」という具合に小笠原アナが声を張り上げると、中嶋プロも興奮気味に呼応し、逆に松山がミスしたときはどちらも痛恨の声を上げて意気消沈。...

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