「ラヴィット!」早くも1.1%を記録、それでも「川島明」は傷つかず、志らくとの違い
“日本でいちばん明るい朝番組”「ラヴィット!」(TBS・平日・8:00~9:55)が視聴率ワースト記録を更新した。3月29日の初回2.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)にもビックリさせられたが、放送10回目の4月9日はなんと1.1%! 3月までこの枠で放送されていた「グッとラック!」でも記録しなかった低視聴率だ。おかげで、MC川島明(42)には同情の声が上がっているという。
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念のために言っておくと、1.1%を記録した4月9日は、「マスターズゴルフ2021」の放送が8時20分まであったため、8時20分から放送がスタートした。だが、民放プロデューサーはこう言うのだ。
「この日は松山英樹(29)が日本人、いやアジア人初の優勝を果たしたマスターズ・トーナメントの初日でした。生放送で、番組終了時点で2位タイにつけており、ひょっとすると優勝するのでは、と大いに期待が高まりました。これを受けた『ラヴィット!』ですから、むしろ数字が上がってもいいはずでした。TBSの独占中継ですしね。ところが、MCの川島はマスターズには一言も触れず、そのまま番組が進行していったのには驚きというより、呆れました」
この日のラテ欄は以下の通り。
《ラヴィット! カビ臭い加湿器&鏡ウロコ汚れを自宅(秘)アイテムで簡単解決▽ピザ職人ドミノピザをガチ採点 EXIT&スノーマン》
確かに、これではゴルフファンは一気に離れるだろう。だが、川島を非難する声は一切なし。むしろ同情の声が上がっているという。
番組企画がひどい
「『ラヴィット』はニュースを追わず、生活情報番組にすることは開始前に発表されていたことですが、ここまで頑なだとは思いませんでしたね。視聴者も同様に感じていて、番組の内容、構成、さらに芸人ばかりの座組に批判の声が集まっているようです」
具体的には?
「まず企画が朝の視聴者層に合わないのだと思います。しかも、他の番組でやり尽くしたようなネタばかり。演出に目新しさもなく、情報を料理するわけでもなく、垂れ流している物足りなさはある。さらに、早くも番組内で使い回しをしている感じがします」
「ラヴィット!」は毎日2時間、3つの企画を放送する。しかも、そのうちの2つの企画で前半の1時間半を費やしている。ラテ欄にはそれら2つの企画が掲載される。これまでの企画を見てみよう。
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