鬼滅の刃に続き今年2度目の旭日旗騒動 ジャスティン・ビーバーのジャケット柄に異議申し立て

国際 韓国・北朝鮮

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統一教会のロゴにも

 ジャスティン・ビーバーに話を戻すと、2014年の訪日時に靖国神社を参拝した写真を自身のインスタグラムに掲載。これを見た中国や韓国のファンらから抗議のメッセージが後を絶たず、謝罪した過去がある。

 今回のジャケット騒動は、その過去と関連付けて韓国のメディアで報じられている。

 本来の旭日旗は、大日本帝国主義侵略を象徴するものでは全くない。そのように主張している国は韓国だけだ。

 最後にひとつ。

 韓国の新興宗教団体のなかに、世界平和統一家庭連合(旧:統一教会)というかなり大きな団体がある。

 日本にも信者が多く、過去には合同結婚式で韓国人男性のもとへ嫁ぐ日本人女性が話題になったこともあるから、この団体についてご存じの方は多いであろう。

 この世界平和統一家庭連合の前身である統一教会のロゴは、設立当初から1997年まで旭日旗をロゴの一部に取り入れていた。

 要するに、過去の韓国においても旭日旗的なものは問題視されるデザインではなかったのだ。

羽田真代(はだ・まよ)
同志社大学卒業後、日本企業にて4年間勤務。2014年に単身韓国・ソウルに渡り、日本と韓国の情勢について研究。韓国企業で勤務する傍ら、執筆活動を行っている。

デイリー新潮取材班編集

2021年4月15日掲載

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