「酒のツマミ」で松本人志が矢部浩之と共演 思い出す吉本印天然素材との“確執”

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写真を割られた過去

 スタジオが沸く中、松本が「めちゃめちゃ、ええ意味で言うてる」と無理矢理の反論。矢部が、著書には「世の中で最下位のカス」といった意味の記述があったと返して爆笑となった。

 千鳥が座っている席を指しながら、松本は「いつか進行をナインティナインで」と提案。これに矢部は「ちっちゃいおっさん[註:岡村隆史(50)]は、ちょっと難しいかも」と懸念を示した

 松本が眉間に皺を寄せながら「なんで?」と訊くと、矢部は「ビビってます」と言って再び笑いが起きた。未だに岡村は松本を恐れているのだ。

 矢部は「ダウンタウン先輩の怖さを知っているのは、我々の世代だけ」としながら、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(日本テレビ系列・日・23:25)のエピソードを披露した。

 番組では「吉本男前ランキング」が取り上げられ、矢部の写真も貼ってあった。すると浜田雅功(57)が写真を手に取り、膝で真っ二つに割ってしまったという。

 オンエアを見た矢部は「何で!?」と疑問が渦を巻いたと回想。「そういうのが積み重なって、怖いなダウンタウンさん」と恐怖するようになったと振り返った。松本は「浜田が悪い」と責任を転嫁し、また爆笑となった。

若手を攻撃

 バラエティ番組のスタッフは、「確かに昔の松本さんは、自分が面白いと評価する若手芸人を“ダウンタウンファミリー”で囲い込み、一部の後輩を『面白くない』と厳しく批判しました」と振り返る。

 ダウンタウンファミリーとは、言わずと知れた木村祐一(58)、ほんこん(57)、板尾創路(57)、今田耕司(55)、東野幸治(53)といった面々だ。

 一方、批判の対象となった筆頭格は吉本印天然素材。中でも「雨上がり決死隊」の蛍原徹(53)と宮迫博之(51)、「FUJIWARA」の藤本敏史(50)と原西孝幸(50)、そして「ナインティナイン」は相当な人気を博していたが、ダウンタウンは認めなかった。

「若い頃の松本さんは、今より遥かに尖っていました。ファミリーのメンバーは面白さを認め、吉本印天然素材を相当に攻撃していました。

 今から思えば、それだけ天然素材の皆さんも力を伸ばしていたということです。ダウンタウンの2人は、ライバルとなる若手に『負けられない』と思っていたのでしょう。

 今田さんも最近のインタビューで、自分たちがどれだけ面白いか若手に見せつける“ヒットマン”になれと、松本さんと浜田さんに命じられたと明かしていました。それほどの緊張感がありました」(同・スタッフ)

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