「東出昌大」出演の映画「BLUE/ブルー」公開、げっそり痩せた姿はまさか――
時代劇大作も
「もちろん役作りですよ。そもそもクランクインしたのは19年10月ですから、不倫報道よりも前です。もっとも撮影は諸事情から長引き、その間の離婚の心労もあったとは思いますけど。ボクシングの撮影では肋骨を折るなど、大変だったようです」
ともあれ、試写を見た人たちの評価は概ね上々のようだ。
その東出、現在は映画「コンフィデンスマンJP」の第3弾の撮影中という。
「『コンフィデンスマン』はテレビドラマの時から“ボクちゃん”役でレギュラーですし、昨年公開された映画版第2弾も興収30億円を突破していますから、二桁の興収があるうちは製作のフジテレビや東宝も続けたいところでしょう。本人も今後の出演を希望しているそうですよ。3月中旬に第3弾はクランクインし、東出も地方ロケでご機嫌なようです」
「BLUE」に続いて、6月には司馬遼太郎原作で、役所広司が河井継之助を演じる「峠 最後のサムライ」(小泉堯史監督)が公開される。東出は最後の将軍、徳川慶喜役で、元義弟となる渡辺大と共演している。なにやら映画づいているようだが、
「不倫と離婚ですっかりイメージが悪くなってしまいましたから、テレビドラマやCMはまだ難しいでしょうからね。所属事務所の上層部は、ギャラを下げてでも仕事が欲しいと言っているそうです」
薬物などと違い、犯罪を犯したわけでもない。それでも今後、テレビの仕事は難しいのだろうか。民放プロデューサーは言う。
「地道に仕事を続けているので、以前よりもイメージはよくなってきていると思いますが、まだテレビでは時間がかかるでしょうね。同じ不倫でも、アンジャッシュの渡部建よりもマシだと思いますが、女性から見ると、肉体関係だけの渡部より、長期にわたって1人の女性と不倫を続けた東出のほうが許せないという意見もありますからね」
純粋なボクシング映画から時代劇大作、さらにコメディ映画と、演じる振り幅は大したものだ。頑張ってもらいたい。
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