ジャニーズjr.「本高克樹」が早大大学院へ…Snow Man「阿部亮平」に続く稀有なアイドル

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 3月28日、ジャニーズJr.の本高克樹(22)が、公式サイト内で公開した動画でファンに向けて大学卒業を報告した。本高といえば、「TOKIO」や「関ジャニ∞」に次ぐ、“ジャニーズJr.の新世代バンドグループ”として注目を集める「7 MEN 侍」のメンバーである。しかも今度は大学院に進学するというのだから、驚きだ。

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《この度、早稲田大学を卒業しました。本当に色んな方に助けて頂いて、無事卒業することが出来たんだなと改めて実感しております》

 本高は、今年3月に早稲田大学創造理工学部を卒業。学位記を前にファンに感謝を伝えた動画では、《4月からは大学院生として引き続き学業に努めて参ります》と報告した。本人の口から進学先は明らかにされていないが、同大学の大学院創造理工学研究科に進学するとみられている。

 最近の芸能界において、大学進学者は珍しくはない。女優の土屋太鳳(26)は、8年間通った日本女子体育大学体育学部運動科学科を今年3月に卒業。他にも、二階堂ふみ(26)は慶應義塾大学総合政策学部に在学中である。

 ジャニーズでも、「嵐」の櫻井翔(39)は慶應義塾大学経済学部、「NEWS」の加藤シゲアキ(33)は青山学院大学法学部を卒業している。しかし、いずれも文系の学部であり、理系というのは珍しい。しかも本高が卒業した早稲田大学創造理工学部は、偏差値62・5~65・0(河合塾調べ、学科によって異なる)の難関学部である。

「芸能活動をしながら早稲田の理工を卒業したというのは、大したものです」

 というのは、大学ジャーナリストの石渡嶺司氏。

「早稲田大学では、2007年に理工学部の再編が行われ、現在は基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部の3学部が設置されています。その中でも、本高さんが卒業した創造理工学部は、建築や工学系統を専門的に学ぶ学部です。早稲田の理工といえば、慶應義塾大学理工学部に並ぶ、私立の理工系学部のトップクラス。国立大学にも引けを取りません。優秀な学生を輩出する学部として企業からの信頼も厚い」(同)

アルバイトも出来ない

 そんな“理系エリート”学部ゆえ、卒業はそう簡単ではなかったはずだ。

「理工学部の学生は、実験や実習が忙しく、アルバイトの時間も十分に取れないと言います。アイドル活動との両立となれば、時間のやりくりは相当大変だったことでしょう」(同)

 2011年に芸能活動を始めた本高は、大学在学中の2018年に「7 MEN 侍」のメンバーとしての活動を開始し、コンサートやテレビ番組、YouTubeチャンネルなどで活躍してきた。さらに、今年1月放送の伊藤英明主演「連続ドラマW トッカイ ~不良債権特別回収部~」でドラマ初出演を果たしてもいる。

 文字通り、芸能活動の多忙なスケジュールの合間をぬって大学に通い、4年での卒業を果たしたのである。

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