重大鉄道事故で浮上した台湾鉄道網の構造的欠陥

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死者50名、負傷者200名超という深刻な被害を生んだ台湾鉄道事故。すでに交通行政の責任者で政権党・民進党の次世代ホープ、林佳龍・交通部長(交通相)が辞意を表明したが、蔡英文政権の責任を問う声がさらに強まるかどうか注目される。

 台湾の東部・花蓮で4月2日に起きた特急列車の事故は、日本でもトップニュースで報じられるなど、大きな衝撃を与えた。乗客だった日本人2人が怪我を負い、車両も日立製の輸出車両だったことから、日本とも無関係ではない。

事故原因はクレーンつき工事車両
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