巨人「井納翔一」、即刻2軍行きの嫌な予感、直ぐに思い浮かんだ2人のFA移籍投手

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5勝できればいい

 2017年オフに西武から巨人に移籍した野上は18年4月1日、阪神戦で移籍後初の先発登板し、5回3分の2を2失点に抑えて初勝利。その後も先発で起用されたが、5月30日に登録を抹消された。この年は25試合に登板し、4勝4敗、防御率は4・79だった。19年は13試合に登板し、1勝2敗、防御率は3・50。20年はアキレス腱断裂で1軍登録はなかった。

 井納は初登板でKOされ、即2軍降格。野上や森福の方がまだマシだったということになるが……。

「巨人はFA選手を手当たり次第に獲っていますが、なぜ井納を選んだのか疑問が残りますね。もっと若い選手を獲るべきでしょう」(同)

 井納はDeNAで8年プレーして50勝60敗、防御率3・94という成績を残している。二桁勝利をあげたのは2014年の11勝だけである。昨季の成績は6勝7敗、防御率は3・94だった。ストレートは140キロ台後半で、最速は152キロ。スリークォーターから投じるフォークボールを得意とする。

「今のバッターは、150キロ台のボールに慣れていますから、彼のストレートは武器にはなりません。菅野智之が今季、メジャーへ移籍する可能性があったから彼を獲ったのでしょうが、期待はできませんね。一軍に戻っても、5勝できればいい方でしょう。やはり森福や野上の二の舞になるのではないでしょうか」(同)

デイリー新潮取材班

2021年4月6日掲載

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