「甲子園の魔物」に襲われた…センバツ「伝説の決勝戦」で起きた“まさかの結末”

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思いがけないサヨナラ劇

 第93回選抜高校野球もいよいよ大詰めとなった。決勝戦では、1回戦から熱戦を勝ち抜いてきた東海大相模(神奈川)と明豊(大分)が紫紺の優勝旗をかけて激突する。これまでにも数々の名勝負が演じられてきた決勝戦だが、頂上対決ならではの独特の雰囲気のなか、“甲子園の魔物”とも言うべき一瞬のエアポケットが明暗を分けた例も少なくない。そんなまさかの結末をもたらした試合とは……。

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 浅い左飛にもかかわらず、左翼手が肩を痛めていることを知っていた三塁走者が「一か八か」で本塁に突っ込み、思いがけないサヨナラ劇となったのが、1980年の高知商vs帝京である。...

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