【踏切トリビア】全国に幾つあるか、何mに1つか、近所から苦情が来る警報音など

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 鉄道の線路と道路とが同じ面で交差する場所を踏切という。踏切という言葉自体に悪い意味はないものの、「開かずの踏切」であるとか「危険な踏切」「魔の踏切」など、しばしば否定的なニュアンスで用いられる。そんな踏切のトリビアについて、鉄道ジャーナリストの梅原淳氏が解説する。

 国土交通省の「鉄道統計年報」によると、2019年3月31日現在で全国に3万3438カ所の踏切が設置されているという。

 同じ日に営業を行っていた鉄道路線の延長は2万7894.9kmであったから、踏切は平均して鉄道路線834mにつき1カ所の割合で現れる計算となる。...

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