あなたがスマホを手放せないのはスマホが「ドラッグ」だから 精神科医が解説
IT企業はアプリが“依存性を持つように設計”
知り合いからのメッセージが届いていないか、関心のある出来事について新しいニュースが入っていないか、自分の投稿に「いいね」がついていないか、皆が注目している話題は何なのか、ゲームの「スタミナ」が溜まっていないか……。
こんなことが気になって、一日に何度もスマホに触れてしまう。これは私たちの脳の仕組みがハッキングされた結果だ。「IT企業の多くは行動科学や脳科学の専門家を雇い、自社のアプリが最大限の依存性を持つように設計している」そう語るのはスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏だ。...