「日本製ワクチン」実用化は来年以降に ロシア「スプートニクV」は救世主となるか

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 世界における新型コロナウイルスワクチン接種が4億回を超え(3月18日時点)、その接種のスピードも上がっている。直近の1億回分の接種に要した日数は11日となり、最初の1億回分に要した日数の6分の1に短縮された。

 人口当たりの接種率が最も高い国の一つであるイスラエルでは、今年4月にもワクチン接種による集団免疫が形成され、コロナ禍以前の生活に戻れるとの期待が高まっている。

 非常に有効性が高いワクチンが開発されたことで楽観論が足元で広がりつつあるが、南アフリカ型やブラジル型などの新型コロナウイルスの変異種の出現が「水を差す」という展開になりつつある。...

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