篠塚利夫「疑惑の本塁打騒動」、野茂交代で痛恨被弾…忘れがたき“開幕戦ホームラン”は

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「黙っていても出ちゃうんですよ」

 3月26日に開幕した2021年のプロ野球公式戦。開幕戦といえば、過去には、新シーズンの幕開けを華やかに彩った開幕戦ホームランも数多くあった。そんなファンの記憶に残るメモリアル弾を振り返ってみたい。

 歴代で最も多く開幕戦本塁打を記録したのは、長嶋茂雄(巨人)の10本(以下、門田博光の9本、山内一弘、衣笠祥雄、和田一浩の7本)である。プロ2年目の1959年に、前年4打数4三振に打ち取られた金田正一(国鉄)から第1号を放って以来、60年、63年(2本)、68年と本数を重ね、70年から現役最終年の74年まで5年連続で達成。...

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