イスラエル、ワクチン政策のカギは諜報機関「モサド」 中国のワクチン情報を入手、大量の医療物資を獲得
新型コロナワクチンはもはや人道物資でなく、戦略物資である。開発に関する情報を入手すべく諜報機関が暗躍し、ときに売り込みの場にまで顔を出す。法もルールもどこ吹く風の旺盛で貪欲な彼らの活動。その実態を国際ジャーナリストの山田敏弘氏が報告する。
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「我々は、コロナウイルスの暗黒から明るいところに這い出てきた」
イスラエルの首相、ベンヤミン・ネタニヤフ氏によるこのツイート、発信されたのは2020年12月20日、つまり昨年暮れである。...