みずほ銀行、4回のトラブルにあ然、原因は「金融界のサグラダ・ファミリア」
「過去の失敗から何も学んでいない」
みずほ銀行で2週間の間に4度ものシステムトラブルが発生した。1回目は2月28日、全国のみずほ銀行が保有する現金自動預け払い機(ATM)の7割に当たる4318台が停止したうえ、キャッシュカードや通帳を吸い込む事例も5244件起きた。日曜日だったため、慌てた顧客が全国各地から電話で問い合わせた結果、コールセンターもパンク。ツイッターなどには、「みずほ銀行にカードを吸い込まれた」などの悲鳴が次々と書き込まれた。しかし、経営陣の反応は鈍く、全店への出勤指示が出されたのは午後2時半ごろだったという。...