独立1年、中居正広の冠番組が打ち切り 見え隠れするジャニーズの無言のメッセージ

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 3月10日、中居正広(48)がMCを務める金曜深夜のトークバラエティ「新・日本男児と中居」(日本テレビ)の終了が発表された。彼がジャニーズ事務所を退所して1年、初のレギュラー番組打ち切りである。視聴率が悪かったわけでもなく、3月いっぱいでの終了発表に業界でも驚きの声が上がっている。そこにはジャニーズ事務所の“焦り”が垣間見えるという。

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 日テレの公式発表も突然だったが、中居本人にスタッフから伝えられたのも2月に入ってから。彼はドッキリと疑わず、なかなか信じようとしなかったと「東京スポーツ」(3月11日付)は報じている。そして……、

《スタッフと1時間近くに及ぶやり取りで理解した中居は、天井を仰ぎ見ながら「やべ~、まじか…」と楽屋をウロウロ。レギュラーを失った以上に精神的に追い込まれた様子を見せたとか。》(「東京スポーツ」より)

 中居がジャニーズを退所したのは昨年3月末のこと。同年2月11日には自身の仕切りで会見を捌き、その立ち居振る舞いは絶賛された。退所前からのレギュラー番組は全て継続されるとされていたのだが、1年を経て打ち切られる番組が出たというわけだ。日テレ関係者は言う。

人気番組だったのに

「『新・日本男児と中居』は新たな価値観を持つ“素人(=新・日本男児)”をゲストに迎えて、独特な世界観を引き出すというマニアックな内容が受け、深夜にもかかわらず人気番組でした」

 低視聴率で打ち切りというわけではない。

「番組では、菅田将暉に憧れ完コピする“スダラー”や、米津玄師を崇拝する“ヨネヅラー”といった素人の魅力を、中居が引き出すことで人気となり、番組の準レギュラーとなったり、他の番組に出演することになった人もいたほど」

 業界内でも注目されていた番組だったという。

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