キワモノだった「タモリ」が今でも芸能界に君臨できる理由 早くに「有害な男らしさ」を封印

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 コロナに終始したこの1年。その余のことは後回しにされ、あたかも時が止まったかのようである。しかし無論、時計の針は確実に進んでいる。それはお笑いの世界も変わらない。第7世代どころか第8世代と言われる若手芸人たちが台頭し、下剋上が……。否、「巨頭」はなお健在である。

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 今月7日に生放送された「R-1グランプリ」では「ゆりやんレトリィバァ」が優勝し、さらなる高みに上る切符を手に入れた。他にも「M-1グランプ」や「キングオブコント」といったお笑いコンテスト番組が乱立し、これらを踏み台にのし上がっていく若手芸人の活躍が目覚ましい。...

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