「田口麗斗」ヤクルト移籍で思い出す巨人“2人の大投手”がリベンジを果たすまで
読売ジャイアンツ・田口麗斗投手と東京ヤクルトスワローズ・廣岡大志内野手との交換トレードは球界を大いにざわつかせた。両球団間の交換トレードは約44年ぶり。同一リーグ間での交換トレードがいかに異例かを物語るものであった。
数少ない同一リーグ間の交換トレード、特に読売が絡んだケースで注目したい事例がある。読売から放出される形となり、結果的に古巣を見返す形となったパターンである。“請われたから行く”“望まれて移籍する”という現在のような風潮ではなく、トレードに対して負のイメージがつきまとっていた時代に行われ、ある意味劇的な結果となった事例2つをご紹介したい。...