「V6」解散で考える、「ジャニーズ・アイドル」それぞれの身の振り方の具体例
ジャニーズ・アイドルの分岐点とは
V6の解散はジャニーズ事務所の崩壊の序章である――そんな言説に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)の著者・霜田明寛氏がNOを突きつける。「30代・40代になったら競争しないのもひとつの選択肢」として、ジャニーズは、自ら延ばしたアイドルの寿命に向き合うタイミングにあるという。
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V6が解散を発表した。森田剛はジャニーズ事務所を退所するという。
これを、近年ジャニーズ事務所を辞めたタレントの名前と並べて取り上げて「ジャニーズ事務所の崩壊のはじまり」「ジャニー喜多川亡き後の事務所の求心力の低下」などと書き連ねることは簡単だ。...