「ボンビーガール」が今さら恋愛バラエティに……、猶予期間は3カ月の掟で大ピンチ!

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続く新企画

「ボンビーガール」の新企画がスタートしたのは2月23日の放送だった。当日のラテ欄にはこうある。

《恋愛新企画スタート!!/ボンビー事情を抱えた/男女6人に7日間密着/本気の恋は生まれるか/急展開に水卜アナ胸キュン》

“幸せ!ボンビーLOVE”と命名されたこの企画、6人の男女が1週間、SNSのトークルームでやりとりしたら恋が生まれるか?というもの。なにやら既視感を覚えるが――。

「昨年5月、女子プロレスラーの木村花さんがSNSで誹謗中傷を受け亡くなった『テラスハウス』(フジテレビ)と被ります。あの事件以来、こうした恋愛企画に嫌悪感を持つ視聴者は少なくありません。だからこそ、昔からの『ボンビーガール』ファンは残念がっているのだと思います。実際、リニューアル第1弾の視聴率は、世帯5・0%は番組史上最低、個人は2・8%しか取れませんでした」

 番組終わりには“次回に続く”と告知された。3月2日には後編が放送された。そして翌週9日には、早くも“ボンビーLOVE”第2弾が放送されたのだ。

「2日の世帯視聴率は5・2%でした。それでも、この企画を続けるということでしょう。決して演出がダメというわけでもありません。とはいえ、『幸せ!ボンビーガール』はタイトル通り、若い女性が夢に向かって頑張っている姿に共感が集まった番組でした。女性に限定したのも良かったんだと思います。貧乏でも夢を追って諦めない姿、その貧乏ッぷり、貧乏に負けない工夫などを取り上げることに視聴者も共感していた。しかし、コロナ禍でロケ番組は撮影も難しくなりました。一方、コロナで報道番組がよく見られるようになり、裏番組の『報道ステーション』も数字を上げた。さらにTBSの火曜10時枠では『恋はつづくよどこまでも』、『私の家政夫ナギサさん』、『この恋あたためますか』、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』が立て続けにヒットしています。そうした影響も大きいでしょう。『ボンビーガール』がこのまま恋愛路線を続けるなら、番組終了は確定でしょうね」

デイリー新潮取材班

2021年3月16日掲載

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