伝説のセクシー女優「松本まりな」がラウンジママに コロナ禍でも駆けつける客とは
今や自宅でもセクシービデオがダウンロードできる時代になったが、1980年代はビデオテープのレンタルが主流だった。レンタルビデオ店の暖簾で仕切られたコーナーで、人目を気にしながら物色した男性諸氏も多いはず。あの頃、一世を風靡し“伝説”と呼ばれたセクシー女優が、コロナ禍の最中にラウンジをオープンしたというので行ってみた。
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小林ひとみと共に時代を築いた“伝説の女優”
大企業のオフィスが立ち並ぶ中央区京橋。“ウラ銀座”と呼ばれる地域の小さな飲み屋街に「ラウンジ朋」はあった。
「オープンのタイミングが悪くて苦労していますが、なんとか頑張っています」
出迎えてくれたのは、オーナー兼ママの松本まりなさん(51)。松本さんは、88年に「宇宙企画」という美少女系専門のレーベルでデビュー、小林ひとみ、樹まり子らと、セクシービデオ創世記を築いた女優である。僅か3年の活動で結婚を機に引退したが、2011年に約20年のブランクを経て再デビューし、熟女系女優としても活躍した。
2019年に完全引退したが、5、6年前からセクシー女優の仕事と平行し、ホステス業もやってきたという。
「この店は、先代のママが30年間やってきた店なんですが、素性を隠して働かせてもらっていたんです。接客業をやってみて気づいたんですが、セクシービデオの仕事と同じで、自分は男性をおもてなしすることが好きなんだって。ママがもう高齢で引退するというので、それなら私に引き継がせてくださいと、昨年末に『松本まりなの店』としてリニューアルオープンしました」
だが、緊急事態宣言で出鼻をくじかれることに。そこで考えたのが“貸し切り昼営業”だった。
「インスタグラムを使って宣伝したのです。もういい歳なので、見よう見まねでやってみたんですが、自分でもびっくりするくらいの反響をいただきました。以前から“伝説の女優”って言ってくださる人も多かったのですが、実は自分ではピンと来ていなかった。でも、すごい勢いでフォロワーが増えて、改めて多くのファンの方々に支えられていたんだって感激しました」
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