大河主演を務めても俳優人生は安泰ではない…スキャンダルでその後、パッとしない役者2名

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 俳優の吉沢亮(27)主演のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の第4話が7日に放送され、平均世帯視聴率は15・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。

「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の生涯を描いた同作。前作「麒麟がくる」がコロナの影響で放送開始が遅れたため、今作は異例の2月14日スタートとなった。

 初回の視聴率は20・0%で、「八重の桜」以来8年ぶりに20%の大台を突破。以後、15~16%台を推移している。

「制作サイドは高視聴率ではなくても喜んでいる。というのもこれまでの4週は、いずれも強力な裏番組の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)を上回り、同時間帯トップを獲得。両番組と互角に渡り合えれば十分という考えのようだ」(NHK関係者)

 大河主演に抜てきされた吉沢は、09年、所属事務所アミューズのオーディションを経て芸能界入り。芸歴12年目で、平成生まれ初の大河ドラマ主演俳優となった。今回の大河が代表作となることは間違いない。

「彼は、昨年7月に亡くなった三浦春馬さんが一番かわいがって気にかけていた後輩。大河主演後の仕事としてさっそく舞台が決まったが、息の長い俳優を育て上げるべく、事務所は綿密な〝育成プラン〟を練り上げている」(テレビ局関係者)

 大河といえば、国民的ドラマである。主演を務めたほとんどの俳優・女優たちは、大河後も第一線の主役級で活躍し続けている。

「21世紀の大河を振り返ると、俳優では市川海老蔵、妻夫木聡、上川隆也、福山雅治、岡田准一、堺雅人らは言うに及ばず。当時、大河の主演は弱いかと思われた『西郷どん』(18年)の鈴木亮平はインパクトのある演技で視聴者を魅了し大きく成長した。女優陣は仲間由紀恵、宮崎あおい、上野樹里、井上真央らもともと好感度の高い演技派を起用。中でも『八重の桜』(13年)の綾瀬はるかは今や国民的女優になりつつある」(同)

 とはいえ、そんな中、大河後に第一線から遠のいてしまった俳優が2人いる。

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