韓国「鬼滅の刃」の耳飾り“旭日旗”論争で、「戦犯の子孫だらけ」「歴史をクソとして学んだ」と反応する韓国の人々
「明らかに花札だと思うが」
では、韓国のウェブでの反応を紹介していこう。
《旭日旗ではなく明らかに花札だと思うが……。旭日旗だと訴える人は信じたいことだけを信じてるということかな? それとも、こうやって過剰に反応すればみんなが応えてくれるし、ニュースもやたらと持ち上げる、それがうれしいのかな》
と、これは冷静なコメント。ある程度醒めた目は存在しているようで、次の2つは「反日」と普段の行動とが違うことを指摘している。
《普段は日本のセクシータレントが出演する映像を見ている人たちなのに、日本のアニメに旭日旗があると怒り出す。この首尾一貫していない感じをどう説明したらよいのか》
《アニメは見たいけど旭日旗は見たくないって言ってるわけでしょ。不買運動をしているのに、ユニクロのセール時に開店を待ち構えている人々と考え方はそっくり》
しかしもちろんこんな人ばかりではない。以下は、あらゆる場面で出て来る主張である。先ほどの記者が言った、日本人には到底理解できない、あるいは受け入れがたいコメントが続く。
《日本人は敗戦後、自ら反省して善良に生きなければならないのに、旭日旗を誇らしく思っているのは本当に恐ろしいことだ》
《ヨーロッパであろうとなかろうと、ナチスの模様を使ったらどうなるだろうか。旭日旗を恥じることも知らずにありがたくいただく日本の坊主たちは、歴史をクソとして学んだのか》
《日本の自民党が戦犯の子孫で一杯だから、あの国がめちゃくちゃなのは理解するが、国民はちょっと目覚めなければならないのではないか》
《旭日旗じゃないって、じゃぁなんなの? 旭日旗じゃないのなら、日本人はどうして怒るんだろう》
《旭日旗は豊穣の象徴ではなく、戦争と血の象徴になったじゃないか》
《豊かさと起源を象徴するものを、なぜ戦争国旗として使ったのか》
《日本人は子供の時から洗脳されている。歴史を学ぶのではなく歴史の歪曲を学ぶ人たちだ》
最後に、サイバー外交使節団『バンク』にもこの件の見解を聞いてみたところ、
「公式にお伝えしていること以外、お答えできません」
という回答だった。
ウェブでの反応の中には、耳飾りの一部分を韓国国旗の色合いに加工した画像を載せているものもあった。
原作も著作権もあったものではない。このような「侵略行為」は当然許されるものではない。
[2/2ページ]