矢沢永吉 日産に続いてサントリー「プレモルCM」も降板 業界で流れる“終活説”
3月6日より小栗旬(38)と柴咲コウ(39)を起用したサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」の新CMが放送されている。だが、プレモルのCMといえば、15年以上も矢沢永吉(71)が担当してきた。そういえば、“やっちゃえNISSAN”も昨夏より、キムタク(木村拓哉[48])に替わった。業界からは、ひょっとして終活?なんて声も……。
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永ちゃんがプレモルのCMキャラクターになったのは、発売から間もない05年のことだった。この間、並行してビーチバレーの浅尾美和や竹内結子、小日向文世、さらにキムタクも起用されたことがあるが、メインを張ってきたのは一貫して永ちゃんだった。もしかすると、小栗と柴咲もサブとしての起用なのだろうか。もっとも、永ちゃんの姿はプレモルの公式HPからも消えている。サントリーに聞いてみた。
「今回、プレモルは“ちょっと高級なビールにしようか”という新たなキャッチフレーズとともに、小栗さんと柴咲さんに新CMキャラクターとなっていただきました」(サントリー広報)
永ちゃんは今後、プレモルのCMに出ないのか?
「矢沢さんには本当に長い間お世話になりましたが、これからは新しいお二人で……」
では、何か新しい商品のCMにでも?
「今のところ、そういったお話はないようです」
CM降板はどちらからの申し入れだったのか。
「契約上のことは申し上げられません」
矢沢から降りた
グラスを手に大股開きで歩いたり、アコギを弾いたり、貴重な動く永ちゃんの姿は見られなくなるようだ。業界関係者は言う。
「矢沢さんは、かつては缶コーヒー『BOSS』(92年~)やウイスキー『角瓶』(2000年~)のCMにも出演していましたから、30年近くサントリーの顔を務めてきたことになる。どうやら、矢沢さんからの申し出でプレモルのCMを降りたようですよ」
BOSSのCMも発売当初から永ちゃんだった。業界内での愛称が“ボス”である永ちゃんにとって、ピッタリの商品だった。それまで音楽番組はもちろん、滅多にテレビに出演しなかった上に、ロックのカリスマがしょぼくれたサラリーマンを演じたCMは話題となった。サントリーには「そっくりさんではないのか?」という問い合わせまであったとか。
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