事件現場清掃人は見た 自殺した「20代男性」の部屋のテーブルを見て想像した光景

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 自殺や孤独死などで遺体が長時間放置された部屋は、悲惨な状態になる。それを原状回復させるのが、一般に特殊清掃人と呼ばれる人たちだ。2002年からこの仕事に従事し、昨年『事件現場清掃人 死と生を看取る者』(飛鳥新社)を出版した高江洲(たかえす)敦氏に、ネットで知り合った男性と自殺した20代男性の話を聞いた。

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 高江洲氏が経営する会社は、24時間体制で仕事の依頼を受け付けている。

「10年ほど前の話です。深夜、会社にかかった電話が私の携帯に転送されてきました。...

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