「マツコ」が「さんま」とTBSで新番組 “義理と人情”で引退説を払しょくの内幕

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芸能界も二分

 一時期、マツコは“厭世的”な発言が多いと注目を集めた。昨年5月23日に放送された「マツコ会議」(日本テレビ系列・土・23:00)の発言は、こんな具合だ。

《いつ切られてもおかしくないわよ。それは同じよ、みんな同じ》

《そんな私はね、千葉の山奥にでも土地を買ってね、加藤登紀子さんのような農園を作ってね。何もかも未練はなくなりました。私はもう、いつでも山ごもりをする準備はできております》

「新型コロナウイルスの感染拡大で、芸能界も二分されました。コロナを怖れない派と、怖れる派です。前者は、さんまさんとビートたけしさん(74)で、後者がマツコさんです。

 リモート出演さえNGで、電話音声のみの出演になったことは記憶に新しいでしょう。『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系列・金・0:15)は、『徘徊しない』にタイトルも変わってしまいました」(同・ライバル民放キー局の関係者)

事務所の“恩義”

 コロナ渦中は、マツコもナーバスになり、厭世的な発言が多かったと解説する向きもある。

「現在でも『私なんかいてもいなくてもいい存在』と口癖のように言っているそうです。とはいえ、マツコさんは新番組を引き受けた。これは大きな変化だと思います。

 依然として厭世的な気分が残っているのかもしれませんが、芸能界からは手を引かないということでしょう。

 そもそも“義理と人情”を重んじるマツコさんですから、所属事務所のナチュラルエイトへに“恩返し”しなければと思っているはずです。マツコさんが大ブレイクしたのは、ナチュラルエイトに入ってからです」(同・ライバル民放キー局の関係者)

デイリー新潮取材班

2021年3月8日掲載

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