「マツコ」が「さんま」とTBSで新番組 “義理と人情”で引退説を払しょくの内幕
人間関係を重視
マツコは「気心の知れた仲間との関係」を大切にするという。これが「人情に厚い」部分だ。
「マツコさんが『5時に夢中!』を降板しないのも、人間関係を大切にしているからでしょう。最初のMCが徳光正行さん(49)で、現在、徳光さんの従兄弟であるミッツ・マングローブさん(45)が金曜日のアシスタントとして出演しています。マツコさんにとっては大切な人たちです」(同・ライバル民放キー局の関係者)
「マツコ会議」(日本テレビ系列・土・23:00)は番組スタッフの出演が印象的だ。「アウト×デラックス」(フジテレビ系列・木・23:00)は視聴率の低迷が伝えられているが、出演者の顔ぶれは変わらない。
「となると、一部のメディアが報じた『「ホンマでっか」の気心知れたスタッフが現場から外されたから』というのが最も説得力のある降板理由になると思います。
さんまさんはTBSで『さんまのSUPERからくりTV』(1992~2014年)を放送していました。この縁で新番組が実現したのでしょう」(同・ライバル民放キー局の関係者)
「裏番組」問題
スタッフとの人間関係が番組からの卒業や、新番組の誕生に影響を与えているのは興味深い。
「しかしながら、さんまさんとマツコさんという人気者を擁して日曜夕方の、たった30分番組というのは不可解です。本来ならゴールデンで放送してもおかしくないはずです」(同・ライバル民放キー局の関係者)
理由として可能性があるのは、「裏番組」の問題だという。
「さんまさんは年に数回ですが、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系列・日・21:00)の2時間特番でMCを務めます。
また年に1回、日曜の19時から『誰も知らない明石家さんま』(日本テレビ系列)という特番も放送されます。恐らく被ってしまうことを怖れたのでしょう」(同・民放キー局の関係者)
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