「マツコ」が「さんま」とTBSで新番組 “義理と人情”で引退説を払しょくの内幕

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厭世観は消滅!?

 2月24日、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系列・水・21:00)が放送されたのだが、視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、リアルタイム、世帯)は6・7%だった。

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 ライバル民放キー局の関係者が言う。

「視聴者の“テレビ離れ”が常態化し、6%台でも驚かなくなりました。ただし、今年最低の数字です。やはり、原因はマツコ・デラックスさん(48)の降板でしょう。

 番組が完全に迷走しています。初期の『ホンマでっか』を支えた人気識者が、今でも様々な番組で活躍しているのとは対照的です」

 昨年9月16日に放送された「ホンマでっか!?TV」は、異例の展開が話題となった。番組の終盤で突然、マツコの“卒業”を発表したのだ。

 セレモニーもなく、「卒業します」というテロップをナレーターが読み上げるだけだった。極めて素っ気ない演出だったことも、視聴者から不審の目で見られた。

 一部のマスコミは、番組MCである明石家さんま(65)とのトラブルや不仲を疑ったが、しばらくすると複数のメディアが否定する記事を掲載した。

 そして2月16日、TBSはさんまとマツコがMCを務める新バラエティー「週刊さんまとマツコ」(日・18:30)が4月からスタートすると発表した。これで不仲説が完全に払しょくされたことになる。

さんまの説明

 とはいえ、TBSで新番組が始められるのであれば、なぜ「ホンマでっか!?TV」を降板する必要があったのかという新たな疑問も湧く。

 先の民放キー局の関係者は「マツコさんは義理堅く、人情に厚い人です。それが謎を解く鍵でしょう」と指摘する。

「TV業界から最初に声がかかった『5時に夢中!』(東京メトロポリタンテレビジョン・平日・17:00)には、依然として安いギャラのまま出演しています。これがマツコさんの義理堅さです」

 明石家さんまは昨年の9月、自身がパーソナリティを務める「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ・土・23:00)に出演した際、“マツコ卒業”の理由を説明した。

《本当は5年前にやめて、今年コロナがなかったら舞台とかもやっていきたいらしい》

「率直に言って、この発言を信じる人はいません。さんまさんとマツコさんの関係は悪くないわけですし、先に触れた義理堅い仕事ぶりとも整合性がとれません」(同・ライバル民放キー局の関係者)

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