郵便局員が2億7千万円分の切手を横領 “荒稼ぎ”できる理由とは

国内 社会

  • ブックマーク

 デスクにうずたかく積まれた会議の資料を、1枚ずつシュレッダーで細断するのは気が滅入る作業に違いない。だが、それが資料ではなく切手だったらどうか。郵便局で相次いだ“錬金術”のカラクリとは。

 ***

 2月16日、警視庁愛宕署は、港区・芝郵便局の元会計担当課長、細畑真佐樹(49)を逮捕した。2016年からの1年間に、郵便切手201万2500枚を金券ショップで百数回にわたって換金し、7500万円を横領した疑いが持たれている。しかも、
...

つづきを読む