天皇陛下も眞子さまの「結婚問題」に苦言 ご兄弟のスクラムで“強行突破”を阻止
あたかも「皇室全体の了承事項」かのような筆致で
そうした経緯は、昨年11月中旬に眞子さまが公表された「お気持ち」に遡(さかのぼ)る。眞子さまはこの文書の中で、ご自身と小室さんとの結婚が、
〈生きていくために必要な選択〉
であると断言なさり、さらには、
〈天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております〉
と、こうした想いを遂げることがあたかも“皇室全体の了承事項”であるかのような筆致で、世間に訴えかけたのである。ところが、
「会見での陛下は、その想いに応えるどころか、ご回答は実に現実的で、かつシビアなものでした」(同)
「国民の間でさまざまな意見があることは…」
当日、質問した記者は眞子さまの「お気持ち」から“陛下の箇所”を引用しつつ、
〈秋篠宮さまは結婚を認める考えを示されましたが、陛下はどのようにお考えですか〉
と問うたのだが、陛下は眞子さまの文書には触れず、あわせて記者が尋ねた、
〈このご結婚に関して国民の間でさまざまな意見があることについて、どのように捉えていらっしゃいますか〉
との質問と合わせる形で、
〈眞子内親王の結婚については、国民の間でさまざまな意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王がご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております〉
そう答えられたのだった。
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