日本人初の冬季五輪メダリスト「猪谷千春」が語る「オリンピックの本来の姿」
1956年1~2月、イタリアのコルチナ・ダンペッツォで冬季五輪が開催され、猪谷(いがや)千春氏(89)は「アルペン男子回転」で銀メダルを獲得、日本人として最初の冬季五輪メダリストに輝いた。それまで、欧州以外の選手が五輪のアルペン種目でメダルを獲ったことはなかったのである。
(「週刊新潮」創刊65周年企画「65年目の証言者」より)
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本誌創刊号(56年2月19日号)には、その猪谷氏の偉業についての記事が掲載されている。...