沢田研二が“音信不通”に 事務所を閉鎖、テレビスタッフも「連絡が取れない」と困惑
1967年デビューの沢田研二。御年72歳のいまも、根強いファンを持つ。彼のファンクラブが突如、解散したことを本誌(「週刊新潮」)は1月に報じたが、今度はなんと個人事務所も閉めてしまった。
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近ごろ、音楽業界やテレビ関係者のあいだで、
「沢田研二さんが音信不通らしい」
と不穏な噂が囁かれている。実際、あるテレビ番組制作会社のスタッフは、
「沢田さんのファンクラブ『澤會』の解散は昨年末でしたが、最近、個人事務所の『株式会社ココロ』まで閉鎖されたようです。事務所の代表はザ・タイガースの仲間である岸部一徳さん。法人登記上に役員の入れ替わりはないし、破産などの形跡もありません。なのに事務所に人はおらず、電話もつながらないのです」
なぜ、制作会社スタッフは連絡をとろうと急(せ)くのか。
「志村けんさんの一周忌に合わせて特別番組を制作中でしてね。沢田さんが志村さんと共演された過去の番組映像の使用許可をいただきたいんですけど、窓口がなく、困り果てています」
事務所の前社長は、
「閉めた理由はまったく分からないけれど、つい最近、閉鎖の事実を知りました」
と言うことから、コロナによるリモートワークでもないようだ。さる民放の関係者によれば、
「いくつかの民放の話では、沢田さんの窓口は岸部一徳さんの個人事務所になったとか。しかし沢田さん本人とはなお音信不通です」
ジュリーのオフィシャルHPを覗くと、今年1月24日付で、コロナ感染リスク回避の訴えが綴られている。しかし、そこに事務所閉鎖を仄めかす文言はない。
コロナを極度に警戒
古参のファンに聞くと、
「今年はタイガース解散50年のメモリアル。武道館の解散コンサートが1月24日なんです。そんな大事な日付のメッセージだもの。きっと、“コロナ禍が明けたらライブで会いましょう”って前向きな意味よ」
それなら連絡がついてもおかしくないはず、と先の制作会社スタッフ。
「沢田さんは山田洋次監督の『キネマの神様』に志村さんの代役で主演しています。2月に、4月の予定だった公開期日が延期されました。配給元の松竹がそう決めたのは、コロナを極度に警戒する沢田さんの意向を汲んだとも。クランクアップはしたようですけれど、映画関係者からは“公開時期をめぐってジュリーと松竹の関係が悪くなってしまったのでは”といった声が聞こえてきます」
このあたりの事情を松竹に尋ねても、
「公開延期は沢田さんのご意思などではなく弊社の判断です。“沢田研二主演”にも変更はございません」
と言うのみだが、ともあれ、無事に上映されることを願いたい。