加藤浩次、TBS「2番組」終了で判明した吉本との関係 今頃回ってきた反乱のツケ

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 TBSは、火曜19時のバラエティ「この差って何ですか?」と日曜深夜のサッカー情報番組「スーパーサッカー」の終了を相次いで発表した。いずれも加藤浩次(51)が司会を務める人気番組だ。番組終了の理由は“総合的な判断”とされているが、新編成を見れば一目瞭然との声が上がっている。

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 TBSが4月以降の新編成を発表した。「より多くの家族に届く番組を」をテーマとして、7年ぶりという大改編を行うという。

 長寿番組「噂の!東京マガジン」がBS-TBSへ移行し、「CDTVサタデー」の深夜枠での放送が終了、朝の情報番組「グッとラック!」が終了することはすでに報じられている。そこへ新たに発表された番組終了に首をかしげる業界関係者は多いという。民放プロデューサーは言う。

「火曜19時の『この差って何ですか?』も終了するそうです。TBSはこれまで視聴対象を“ファミリーコア層”と呼んで、13~59歳を想定してきました。しかし、4月以降は視聴者の若返りを図るため、新たに4~49歳を想定することにしました。広告収入が減少している今、購買層を視聴者に想定することはどの局もやっていることです。しかし、『この差って何ですか?』が、この“新ファミリーコア層”から外れているとは思えませんね」

人気番組なのに

「この差って」は、言われてみれば少し気になる世の中の“差”を調べ、その理由を探るバラエティー番組だ。15年4月に日曜19時枠でスタートし、16年10月より火曜日に移動した。中でも、料理や家事の裏ワザは人気で、複数のムック本が出版されたほど。

「MCには、日テレの朝の情報番組『スッキリ』で好感度を上げていた加藤浩次、同じく日テレ系の『情報ライブ ミヤネ屋』で宮根誠司を支える局アナとして人気になり、フリーになったばかりの川田裕美を起用しました。このコンビは好感度も高く、視聴率も他のバラエティ番組と比較してかなり高かった。ムック本が出たのもそのおかげです。番組内容も徐々に変化していますが、今も家族が楽しめる内容であることに変わりはなく、打ち切りになるような要因は見当たりません」

 川田アナが昨年、毎日新聞に寄稿した文章からは、番組終了など露ほども思っていなかったことがわかる。

〈「この差って何ですか?」のスタッフの皆さんとは、番組以外のことも気軽に相談できる関係です。(中略)周囲の方の温かさに感謝しながら、番組MCも来月4年目に入ります!〉(「毎日新聞」20年3月26日付)

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